カランコエ・仙女の舞(Kalanchoe beharensis)。マダガスカル南西部に自生するらしい。基本的に嬉しくないはずの茎立ちが楽しみな稀有な品種。兎耳シリーズの仲間かと思っていたファング(K. ‘Fang’)は本種の園芸種であるらしく、またよく似た和名の仙人の舞(K. orgyalis)はまったく別種のよう。
購入の際には葉が4枚程度しか無く、葉の縮れは無かった。いつの間にか大きな縮れ葉が出ていた。
トリコームに覆われているのは他カランコエと同じ。ディセクタ(K. synsepala ‘Dissecta’)のように大きく切れ込みが入ったものや、葉が褐色のもの、葉裏に少し突起があるものなど、バリエーションがあるように思う。変異の幅が比較的大きい印象。
夏型でも比較的前列に置いているが、特に調子は崩さなかった。兎耳シリーズよりは丈夫なよう。
金松玉(Mammillaria prolifera ssp. prolifera)に今年も結実(前回記事:あかいみ金松玉)。
東側ベランダ、夏型管理。潅水は概ね1回/2週。直射は午前のみ、遮光なし(棚上段)。
木質化して2m近くなるらしい。どこまで大きくなるか今後が楽しみな品種。がんばれ仙女の舞!
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