ユーフォルビア・トナカイ角(Euphorbia stenoclada)。銀角珊瑚とも。前回(記事:かくかくトナカイ角)より約1年10か月振りの登場。この春切り戻して挿し木を行った。結果オーライだったが、失敗の記録を戒めの為に残しておく。
随分短くなった。
植え替えと切り戻しは5月頭のGW。真ん中と左の2株を切り戻し、右の株はそのまま植え付けることに。
抜いたところ。根は硬いが非常に貧弱。よく自立していたなと思う。
切ると白い体液が出る。水にさらしてもなかなか止まらない。いつの間にか写真のように体液が染み出すがキリが無いので、概ね止まったところで乾燥させる。
根付き3本と挿し穂2本で計5本。日和って微妙な長さに切ってしまったが、今回の失敗は更にここから。乾かしてさっさと挿せば良いのに、「暑いし根が出るかな?」などと考え長々とほったらかしにしてしまった。結局1か月近く待っても根は出ず、枝がシワシワになってきたので仕方なく植え込んだ。試しに水に挿してあったものもあったが、結果は同様。若干枝のシワがマシかなという程度で、有意な差は認めなかった。酷い失敗である。
根付きのものはまとめて1鉢に。トナカイ角1号と呼ぶ。なんとも中途半端な見た目でモヤモヤする。来年は左の株も切り戻そう・・・。
右がトナカイ角2号、譲渡用に少ししっかりした鉢に植えた。左はトナカイ角3号、配置する際に便利なので少し小さな鉢に植えた。挿して10日程度でシワが戻った。発根したのだろうか。
紅小町(Notocactus scopa var. ruberrimus)に今季2回目の花。
ボンセレンシス(Sansevieria boncellensis)に子株。親株の吸水もまだ十分でないが大丈夫か?
東側ベランダ、夏型管理。潅水は概ね1回/2週。直射は午前のみ、遮光22%(1号は棚上段、2-3号は下段)。
根付かないこともままあるとの報告がある本種。挿した2本が無事根付いたのは不幸中の幸いかもしれない。がんばれトナカイ角!
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