ハオルチア・コンプト寿(Haworthia hyb. (comptoniana × retusa))。前回(記事:がっしりコンプト寿)より約2年振り3回目の登場。
比較的大型の本種。プレステラ105では前回程度が限界だっただろうが、それから植え替えせず2年が経っている。かなり過密。
これが元の親株かと思うが、子株も既に同サイズになってきている。飽きのこない草姿で好みなのだが、バラして殖やすのはスペースが足りない。
プレステラ105なので必然的に最後列の角。
今年は駐車場端に置いた大きな瓶でヒツジグサ実生にチャレンジしていた。実生の成績は壊滅的だが、メダカの稚魚が1匹だけ大きくなっている。
上の写真中央左に写っているものを拡大するとこの通り。肉眼ではヒレが十分確認できる。例年50匹以上生まれるメダカだが、自然淘汰されたり成魚が食べたりとほとんど生き残ることができない。昨年はエビと稚魚用のタライを設置して、2匹の成魚を得ることができた。労力もスペースも大変効率が悪く今年は放任であったが、1匹だけ生き残ったようだ。
横から。針子の段階では体が小さすぎて成魚用の餌が食べられない。成魚用の餌をすりつぶしたり、グリーンウォーターでプランクトンを食べさせたりするらしいが、我が家ではどちらもなかなか上手くいかず、自然淘汰に任せている。このサイズにまでなれれば餌が食べられるので一安心。
親魚とのサイズ差はこの程度。まだ親魚の口に入るサイズだが、一緒に餌を突いているので、大丈夫なのかもしれない。
今年初夏にムカデ用殺虫スプレーで50匹以上死んでしまったヌマエビが、数を戻してきている。1cm弱の稚エビが多い中、写真のような2-3cmの個体もちらほら見掛ける。毎年の薬害(周辺の農薬散布や殺虫剤)を乗り越えてきた猛者である。水質の安定には欠かせないエビや貝だが、水温や水質の変化、薬害に対する脆弱さで屋外では若干扱いにくい。
東側1F、夏型管理。潅水は概ね1回/週。直射は6-9時くらい、以降14時くらいまで古い波板越しの軟光。寒冷紗1枚(遮光22%程度)。
相対的に直射の当たりやすい位置にあるが、焼ける様子もなく大変丈夫。その調子、がんばれコンプト寿!
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