マミラリア・白星(Mammillaria plumosa)。メキシコ北部のコアウイラ(Coahuila de Zaragoza)~ヌエボレオン(Nuevo León)まで自生するらしい。前回(記事:いきのこり白星)より約2年1か月振り3回目の登場。
購入時2株だったものが、1株枯れて生き残った方。100均鉢から大きくはみ出していた為、植え替えることに。既にプレステラ90もぎりぎりのサイズ。
白い毛が覆って毛玉状の本種だが、基部の方にわずかに見える緑で生存が確認できる。上からでは枯れてても気づかないかもしれない。
我が家では特に暑さに弱い印象なので、棚下で養生中。この手のマミは鉢増しした初回潅水が緊張する。しっかり養生してから潅水としたい。
コノフィツムの植え替えを行った。これが植え替え前。何度か少なめの底面吸水で休眠から起こし、球体に水分を与えてから植え替えを実施。あまりカラカラだと、根茎が生きているか判別しがたい。覚醒後であれば、この時点で吸水せずシワシワのはずなので、根出しを行うべき箇所が一目で分かるという訳である。ただ覚醒後の新根や蕾の勢いを削ぐことになるので、一長一短とは思う。二度手間を避ける為、致し方ない。
1鉢目。盆栽鉢に植え付け。大きめの鞍型~中型までを植え付け。昨年かなり窮屈であったので、株間に余裕をもたせた。一部株分けと根出しを行う。
2鉢目も盆栽鉢。中~小型までを植え付け。鉢底石を置いてあるのは、縦に長い足袋型の横腹が焼けないよう石壁代わりにしている。また球体がまだ小さく、株が安定しないので支えとしての役割もある。球体が充実してきたら取り去る予定。
昨年のパッドには小型の残りと、昨年パッド植えしていなかった蛇紋コノなどを植え付け。少しスペースが開いてしまったので、もし球体が充実して株間に余裕がなくなれば、こちらに移植するか。コノも随分大きなエリアを必要とすることとなった。嬉しいやら悩ましいやら。
南側1F、夏型管理。棚下養生中。
刺の形状から蒸れなどの事故を起こすことがままある。普及種ながら油断ならない奴。せっかくここまでもこもこと殖えてきたので、より群生させていきたいところ。その調子、がんばれ白星!
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