ユーフォルビア・フェロックス(Euphorbia ferox)。和名は勇猛閣。南ア・喜望峰周辺などに自生するらしい。前回(記事:とげとげフェロックス)より約3年5か月振りの登場。
さすがに3年も経つと随分大きく、また子株も殖えている。生長期は今シーズンに生えた刺が赤く綺麗だが、シーズンを終えつつある今は色あせている。
全面が若干日焼けしている。ただ本種は太く維持するのに意外と光量が必要で、雨曝しかつほぼ直射で慣らしていった方がごつごつとした格好良い草姿に育つように思う。この株も今年は遮光から外れた直射が時々当たる位置にあり、また雨も定期的に被っていた為、草姿は悪くない。
夏型の最前列。隣に植わっているフォエチダ(Dorstenia foetida)は塊根のイメージに反し直射に弱く、むしろ明るい日陰気味の方が葉が綺麗に育つ。直射ではすぐ葉が焼け落ちてしまい、生長が芳しくない。
いつぞや子株をいくつか外して挿しておいたもの。冬も外で越冬させられている奴ら。この鉢は第二草置き場に置かれている為、今年もそのまま越冬させる予定。
秋咲きのヘデリ(Cyclamen hederifolium)の花がほぼ終わり、葉を展開してきた。
冬咲きのコウム(C. coum)も葉が展開してきた。せっせと鉢を回して葉が偏らないようにする。業者レベルでも偏りがあるのであまり気にしなくてもよいのかもしれないが・・・。
我が家のチラにおける寒さバロメーターのブラキカウロス(Tillandsia brachycaulos)。例年10度を下回ると赤い斑点が出るが、今年はまだ出ていない。夏場の生長が良かったのか、今の環境が適しているのか。よく見ると右下の株の下葉は若干まだら模様になりつつある。
南側1F、夏型管理。潅水は概ね1回/週。そろそろ減らしていく。直射は9-14時くらい、遮光なし。
この手のユーフォに違わず生長が遅い。リカバリーにも時間がかかるので大過なくシーズンを終えたいところ。その調子、がんばれフェロックス!
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