かさなるスプラフォリアータ

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アロエ・スプラフォリアータ(Aloe suprafoliata)。和名は大羽錦。南ア北東部のムプラマンガ州(Mpumalanga)~スワジランド(SwazilandあるいはEswatini)を経て、クワズール=ナタール州(KwaZulu-Natal)まで自生するらしい。

先日見切り品100円だったものを購入した。購入時は下葉がカリカリになって傷んでいたものの、植え替え後すぐに活着し、生長を再開している。

もう1株ある。こちらも状態は同じ。吸水して葉が立ちあがってきた。

店舗での潅水が少なかったのか、幸い徒長することなく育っていたようだ。

大きくなると旋回するらしいので、いわゆるブックアロエらしい姿は若いうちだけとのこと。

他にも見切り品をいくつか購入した。アロエ・ファイヤーバード(A. ‘Firebird’)。長らく購入を迷っていた品種でかなり嬉しい。植え替え後、特に問題なし。

左がハオ・ベクター(Haworthia ‘Vector’)。まだ葉が凹んでいて見られる姿ではない。右がアガベ・ビルモリニアーナ(Agave vilmoriniana)。葉が薄く、マンフレダやマンガベのような奴。

そしてアロエ・ハオルチオイデス(A. haworthioides)。こいつが厄介なものを抱えていた。購入後に植え替え、潅水を続けていたところ、次々に根腐れしていく。引っこ抜いてみると、うねうねと動く、白くて細長いウジ虫のような奴らが・・・。ネグサレセンチュウと思われる。左の親株と、子株の左端が5日ほどで腐り落ちた。それらは鉢ごと破棄。本来は残りの子株も破棄すべきだが、興味本位で隔離して観察している。多肉ではセンチュウと言えばネコブセンチュウのイメージだが、驚きであった。奇跡的に下段管理だったので、滴った水から下の鉢が感染という事態は免れた。感染が広がるとかなり大規模な薬剤散布が必要となり(根絶は難しいとの話だが・・・)、非常に危ないところであった。購入後に植え替えたら、まずは隔離して様子見が必要だろう。今後の教訓にしたい。

東側1F、棚上段、夏型管理。潅水は概ね1回/週。直射は7-14時、波板下。

本種は植え替え後、調子よさそう。本来は虫害が無いか確信を得るまで下段で管理すべきだろうが、この位置で既に何度か潅水してしまったのでよしとしよう。今後購入するものは隔離期間を設けて注意したい。その調子、がんばれスプラフォリアータ!

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