チランジア・ハリシー(Tillandsia harrisii)。前回(記事:まっしろハリシー)より約5年2か月振りの登場。ブログを始めた当初はチランジアを記事にする気がなかったのだが、なんだかんだで増えたり減ったりしているので、少しずつ記録していきたい。
5年前には親指サイズにも満たなかったものが、現在では手のひらサイズまで大きくなった。幸いなことに大過なく2株とも生き残っている。
銀葉の普及種とのことで、非常に強健。トリコームが濃くフェルト製のような草姿。手触りも作り物のよう。
おそらくコルクに垂直に着けたと思われるが、上に向かって伸びている。水が溜まったところで簡単に蒸れたりはしないが、何となく気になるので管理上も精神衛生上もこの向きの方が楽。
もう片方のフックがいつも間にか外れていたのだが、お互いの根でくっついてしまい、もはやこの体制から動かせない。さすがに落ちかけているのを察知したのか、左の株の根がコルクにぐるぐる巻きになっている。
こちらの落ちかけている株は今年開花した後、2つ子を吹いている。これは上から見た写真で、11時方向が親株で太い花茎が残っている。株元から14時方向と9時方向に子株が出ている。
再掲だが、開花時の写真。花茎が太く立派だが、花自体はよくあるカラーリング。
一昨年冬の西日に当ててチラをいくつか枯らしてしまったが、生き残りは例年通りに過ごしている。冬の間は室内窓辺で一日中陽が当たる好条件。横から見るとよく分からないくらいに生い茂ってきており、そろそろもう1枚ワイヤーネットを増設すべきかもしれない。
冬咲きのストリクタ(T. stricta)は毎年この時期に咲いている。
夏に咲くイオナンタ(T. ionantha)だが、暖かい室内窓辺だと、この時期にも咲くことがある。
もはや2株分けることは難しそうだが、せめて他とのスペースは開けたいところ。春に検討したい。その調子、がんばれハリシー!
南側2F、夏型管理。潅水は概ね2回/週。直射は9-15時、遮光なし(窓ガラス越し)。
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