こしまがりライオン錦

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オレオケレウス・ライオン錦(Oreocereus celsianus)。ペルー~アルゼンチン北部まで、アンデスの高地に自生するらしい。前回(記事:はくはつライオン錦)より約1年5か月振りの登場。

エスポストアなどと同じく、白毛が生える毛柱サボ。高地に自生するようだが、それほど暑さが苦手な印象はない。ただ冬の寒い時期もじわじわ生長しているようで、低温には強そう。

毛柱は総じて刺が鋭い。本種もそれに違わず、近くのサボテンを移動させようと手を伸ばすと結構な確率で刺さって痛い。

秋~初冬くらいまで本種の鉢が写真左に倒れているのに気付かなかった。左に傾いたまま生長を続けた結果、くの字に折れ曲がってしまった。鉢を起こして2ヶ月ほど経つが、概ねまっすぐに戻ってきた。

同じ場所の先月の写真。この辺りは100均鉢に植わった小苗を置いている。それらの植え替えを開始しており、現在の上の写真では歯抜けになっている。

一昨年はアガベやブロメリア、昨年はアロエやハオを重点的に植え替えた為、今年はサボテンを中心に植え替えるつもりでいる。手始めに、2月末のまだ肌寒い時期が適期となるギムノとプシスを中心に植え替えた。ここに写っていないが、この後アストロフィツムも株分けし、計20本ほど植え替えた。

プシスは第二草置き場へ移動させる前提で駄温鉢に。フォルモーサ(Echinopsis subdenudata ‘Caespitosa’)は2株植えをほったらかしにしてあったもので、もはや分けられずまとめて5号浅鉢に植え付けた。他は4号鉢。

100均鉢いっぱいになったギムノ達はプレステラ90へ。まだぺちゃんこの冬姿で、特に勇将丸(Gymnocalycium eurypleurum)は煎餅の如き薄さである。数日棚下で養生したのち、元の場所に戻す。半月くらいしたら潅水を開始する予定である。

南側1F、夏型管理。潅水は概ね1回/2週、徐々に増やしていく。直射は10-15時くらい、遮光22%程度(寒冷紗1枚)。

この調子で腰曲がりを完治させてほしいところだが、まっすぐなってくれるだろうか。その調子、がんばれライオン錦!

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