ハオルチア・玉扇(Haworthia truncata)。南ア・西ケープの東端に広がる半砂漠リトルカルーに自生するらしい。高価な紋入り幅広厚葉ではないが、野趣溢れる草姿が渋い奴。色々とタイプ違いがあるが、玉石混交入り乱れてもはやよく分からない。斑にそれほど拘りは無いので、縁のない世界なのだろう。
元々はこの浅鉢いっぱいに群生していたものを頂いた。根が回っているので植え替えるようにとのことだった為、ばらして一部は別の鉢へ。
別鉢に植え替えた1鉢目。最も形の整っていたものが本株。耐光性はあまり高くない。と言うより、自生地では埋っているはずの横腹が焼けてしまう。窓の部分は直射でも問題ないのだが・・・。この辺りはリトコノの横腹が焼けて煮える問題と同じように思う。ハオは煮えることは無いものの、赤くなって生長が止まってしまう。
2鉢目。
3鉢目。
4鉢目。
いずれの鉢もよく殖える。大根、というより塊根状の根から次々と子株?が出てくる。もう少し生長の遅いものだと思っていたが・・・。頂いた趣味家の方が「殖えすぎていらないから」と言っておられた意味が少し分かる気もする。
最近購入したネペンテス・グラシリス(Nepenthes gracilis)。ピッチャーはネペン最小のよう。マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島周辺に自生するらしい。今後が楽しみな植物のひとつ。
東側ベランダ、春秋型管理。潅水は1回/2週。直射は午前のみ、遮光22%(棚下段)。
群生をバラしてから生長できるスペースができた為か、葉のサイズも増してきた。その調子、がんばれ玉扇!
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