エケベリア・桃太郎(Echeveria ‘Beatrice’)。ベアトリーチェが正式名なのだとか。チワワエンシス(E. chihuahuaensis)とリンゼアナ(E. ‘Lindsayana’)の交配種らしい。前回(記事:ひきしまる桃太郎)より約2年2か月振り3回目の登場。
昨夏、自宅から離れた場所にある第2草置き場が梅の木の陰になり、たくさんの徒長多肉を出してしまった。秋から少しずつ作り直したものの、今冬は強光と凍結でたくさんの植物が枯れてしまった。これはそんな中生き残ったひとつ。徒長した下葉は昨夏のものであろう。
上の立ち上がった葉が秋からの正常葉。5号鉢に植わっているが、実際のサイズは4号鉢相当であろう。
傷みながらも生き残ったものを自宅に引き上げてきた。
今冬、失ったものも記録しておく。アナカンプセロスはほぼ残らなかった。桜吹雪、バエセケイ、茶笠、ナマクエンシス、アラクノイデス、デパウペラタ、バンティエリの7種を失った。なぜ自宅に引き上げなかったのか、悔やんでも悔やみきれない
この辺りのエケベリアもあまり残っていない。
エケベリアやパキフィツム、コチレドンもたくさん枯れている。いずれも強光で葉が傷んだところに氷点下が決定打であったと思う。フレーム内が暑くなるためにビニールを剥がしていたのだが、第2草置き場の持ち主(ご厚意で場所を少し貸して頂いている)が、気を利かせてビニールを掛け直してくれていたのも痛かった。自分で管理できない場所では、こういった行き違いによるトラブルもあるようだ。昨年の夏から今年の冬、多くの植物を失って高い勉強代を払ったように思う。
大株もこの通り、外葉が焦げて随分小さくなった。
焼ける一歩手前で変色しているものたちもある。果たして生き残るのだろうか。
南側1F、春秋型管理。潅水は概ね1回/週。波板下で養生中。
本種は幸いにも生き残りそうなので、徒長葉を外して植え替えるかどうか。がんばれ桃太郎!
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