いきのこり五十鈴玉

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フェネストラリア・五十鈴玉(Fenestraria rhopalophylla ssp. aurantiaca)。南ア・北ケープのナマクアランド(Namaqualand)~ナミビア・リューデリッツ(Luderitz)に自生するらしい。前回(記事:にょろにょろ五十鈴玉)より約3年5か月振り3回目の登場。

写真下の小さい2株が本種。昨夏に雨に当ててしまい、随分減らしてしまった。プレステラ1鉢分くらいに育っていたのだが・・・。基本種たる群玉(ssp. rhopalophylla)も一緒に減らしたのだが、群玉の方は随分葉数が回復した。写真上の大きいコロニーが群玉(記事:ふっかつ群玉)。

右側の極小株は生存が厳しいかと思っていたが、突いてもグラつかないのでちゃんと根付いているようだ。

腐らせるなどのトラブルがなくても苦手(徒長したり萎びてしまったり)な本種だが、4号素焼き鉢に多めの用土で植え、かつ表土1cmを軽石としたことで比較的コンパクトに育ったように思う。潅水は他メセンと同じ。朝10時くらいから西日まで余さず当たる我が家の特等席に置いている。4~5年手元にある品種だが、初めて及第点と言える作りになった。普通の培養土でも上手く作る方がたくさんいらっしゃるが、私はこの環境でしばらく栽培を試みることに。

冬の凍結を免れた多肉が続々開花している。アガボ交配種(Echeveria agavoides hyb.)。葉サイズに比しひょろりと頼りない花芽。ただ花芽の数が非常に多い。消耗するので咲く前に切る。

桃太郎(E. ‘Beatrice’)。株が大きくなったからか、今年は花数が多い。

プレリンゼ(E. ‘Pulerinze’)。我が家で最も花が綺麗なエケ。昨秋にナメクジに芯をえぐられたが、何とか3号鉢相当くらいにまで回復した。普通に育てると単頭で大きくなる品種だが、強制的に芯止めされた影響で子がいくつか吹いている。

マーガレットレッピン。一度凍った葉が自然解凍され、枯れずに残っている。非常に強健。本種は大きくなる上に子吹き旺盛。

南側1F、冬型管理。潅水は概ね1回/週。直射は10-14時くらい、遮光22%程度(寒冷紗1枚)。

メセンは夏のような暑さから寒の戻りで何となく調子よい。できれば梅雨前まで成長を続けてほしい。その調子、がんばれ五十鈴玉!

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