ケイリドプシス・プルプレア(Cheiridopsis purpurea)。和名は春意玉。南ア・北ケープ州のリフタスフェルト(Richtersveld)近郊に自生するらしい。サキュレント・カルー(Succulent Karoo)の北端辺りだろうか。ナマクアランド(Namaqualand)より更に北に位置している。前回(記事:くちばしプルプレア)より約1年振り4回目の登場。
4回目たる今回までの経過を載せておく。植え替えしたシーズンであることもあって、昨年が一番綺麗だったように思う。今年も出来はイマイチであるものの、枝数は順調に増えいるようだ。
今年は春の西日に当ててしまって若干下葉が心許ない。昨日のナナンサス(記事:ごわごわアロイデス)ほどではないが、夏越しがやや心配である。
尚、花は1輪目が2月(記事:ぎざぎざオブジュ)、写真の2輪目が3月(記事:かくりのホワイトパール)。早春咲きのサボテンと同時期に咲く。
こんもりと小山になっている。株分けするか、このまま茎立ちの株を目指すか、悩ましいところである。
本日もフレーム内は30℃越え。暑さに誘われて黄花のサボテンが沢山咲いてきた。黄裳丸(Pseudolobivia aurea)
爽やかなレモンイエローである。
花笠丸(Weingartia neocumingii)。昨冬に購入した1号鉢の極小苗だったが、生長が早く既に100均鉢がいっぱいに。
くるくる刺のパロディア不明種(Parodia sp.)。普通の?黄花であった。
もうひとつの刺の長い個体も同様。こちらの個体は P. alacriportana ssp. buenekeri かと思われるが、上も同じ種なのだろうか?
南側1F、冬型管理。潅水は概ね1回/週、そろそろ減らしていく。直射は7-11時くらい、遮光22%(寒冷紗1枚)。
本種は後列に置かれているので、陽が高くなるにつれ日照が徐々に短くなってきている。下葉の維持を念頭に強光の当たらない位置で調整していく。その調子、がんばれプルプレア!
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