ハオルチア・ピグマエア(Haworthia pygmaea)。南ア・西ケープ州のグルート・ブラックリバー(Groot Brakrivier)~モーセル・ベイ(Mossel Bay)近郊に自生するらしい。前回(記事:ずんぐりピグマエア)より約3年3か月ぶり3回目の登場。
長らく記事にしていなかったが、今春のハオ一斉植え替えに際し、群生株を解体して単植した。最も大きなもの。長くほったらかしにしていたせいもあって葉が痩せ気味。外葉はやや徒長しているか?
2鉢目。我が家のピグマエアはあまり白くない個体で、正直本物なのかよく分からない。原種は意外と白くないと聞いたことはあるが・・・。
3鉢目。スペース節約のため、3号鉢相当のサイズ以下はセルトレーに植えればよかったのだが、何故か寄せ植えしてしまっている。株分けしだすと鉢が増えて仕方が無いので、今春の植え替えでは「同一品種でプレステラは4鉢まで」というマイルールを設定したのだが、逆にこれに縛られて小さなものまでプレステラに植えていては本末転倒である。
これも同様にセルトレーサイズのものを寄せ植えしている。水の管理はしやすいが、スペースを考えるとやはりトレーに単植が望ましい。
植え替えて半月ほど経ち、全体的に痩せていた葉が戻り新葉が展開してきた。
先日(記事:さしきの琴爪菊)に引き続き、開花シーズンのギムノを記録しておく。守殿玉(Gymnocalycium riojense)。底に褐色が差す渋い花色。
刺の細かいギムノ不明種。底に緑も赤も差さないシンプルな白花。刺や胴の感じは瑞昌玉(G. stellatum ver. kleinianum)に近そうだが、瑞昌玉は底紅で細弁気味なので異なるようだ。
勇将丸(G. eurypleurum)。我が家では初開花。麗蛇丸(G.damsii)とそっくりの花だと思っていたら、比較的近しい種らしい。面白い。
翠晃冠錦(G. anisitsii f. variegata)。我が家で初開花。ただ葯?が灰色でなく、また花もピンクが混ざっており、純血では無さそう。胴はセダムで隠れて見えにくいが、黄色~オレンジが綺麗に散っていて大変美しい。私自身は斑にあまり興味がなく、我が家の数少ない斑入りサボ。直射に弱く、勇将丸などと同じく再後列付近で管理している。
東側1F、春秋型管理。潅水は概ね1回/週。日照は波板越し、8-14時くらい。
葉サイズがそれほど大きくないので、草体は3号鉢未満で収まるのかと思っていたが、まだもう少し大きくなりそう。今後も楽しみである。その調子、がんばれピグマエア!
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