コノフィツム・宝殿(Conophytum ‘Houden’)。宝殿玉とも。大型の鞍型コノ。前回(記事:ふっくら宝殿)より約2年振り4回目の登場。根出し、寒波、西日と三重苦でやや難渋したが、何とか春の生長ラストスパートをよい状態で迎えられそう。
初回が2017年10月(記事:ふくらむ宝殿)で、2株4球から始まった。3年4か月で、12株20球となった。倍々になるならば32球になっていなければならないが、なかなかそうはいかないようだ。
ただいくつかは上手くいっていないものもある。写真左の色の悪い個体と、右のしわしわの個体など。しわしわでも色が保たれているものは発根すれば一気に膨らんでくるので、まだ希望を捨てず見守りたい。
花は昨年11月に咲いていた。まだ転居前で東側ベランダの頃。
キールが色付くのは陽が強くなってきた証とどこかで見掛けたので、ごく弱い遮光として100均の防虫ネットをかけておいた。遮光10%くらいか?
例年はキールが色付いても無遮光チキンレースをGWくらいまで続けていたが、転居して西日が当たる環境になったこともあり、素直に遮光することに。ただ過剰な遮光は新球の生長を妨げるので、この遮光率が吉と出るか凶と出るか。
コウム(Cyclamen coum)が咲き始めた。鉢が小さいのか花茎がうまく出てこれずにビロビロとみっともない姿になってしまった。今年は少し大きい鉢に植え替えたい。
例年、くるくるをたくさんつけて結実したか!?と思わせておいてひとつも種をつけないヘデリ(C. hederifolium)。今年は2つほどくるくるが残っている。楽しみだ。
南側1F、春秋型管理。潅水は概ね1回/2週。直射は9-15時くらい、遮光10%程度。
本種や聖園など白っぽいコノは意外とぽっくり逝くことがあるので、注意して見守りたい。その調子、がんばれ宝殿!
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