ユーフォルビア・デカリー(Euphorbia decaryi)。和名はちび花キリン。地を這う枝と縮れ葉が面白い奴。マダガスカル南部に自生する。CITES1指定種だが、挿し木苗が比較的よく出回っている。近縁種のシリンドフォリア(E. cylindrifolia)と同様、本来は塊根性。冬季は葉が茶色くなって休眠する。最近の暑さで緑が戻ってきた。
どの角度から撮っても草姿がイマイチよく分かりにくい奴。頂部の新葉の鮮緑を頼りに数えたところ、5本の枝が出ていると思われる。
一番長い枝は大きく湾曲している。昨年試してみたが、鉢を回しても枝が立ち上がることは無かった。横に広がる品種なのだろう。
ワカメのような縮れ葉。生長点から出る極小サイズの縮れ葉が可愛らしい。
地味過ぎて気付きにくいが、各所にたくさん出ているラッパ型のものは花。
下から見上げると、これまた地味な花芯が見える。
寄って見ると、形は他の花キリンのものと近似している。
これだけたくさん出ているのにも関わらず、咲いていることに数日間気付かなかった・・・。
東側ベランダ、夏型管理。潅水は1回/2週。直射は午前のみ、遮光なし。
他のユーフォは先月には花が終わり、子吹きの時期。それに比べると本種はやや目覚めが遅めか。何はともあれ無事起き出してきて一安心。その調子、がんばれデカリー!
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