レデボウリア・豹紋（Ledebouria socialis ‘violacea’）。旧シラー（Scilla）属。前回（記事：ぽこぽこ豹紋）より約12か月振りの登場。ぼこぼことよく殖える強健種。
1年前。まだ葉が出ている1球と、根元の葉の無い小球3つ程だった。
現在。よく殖えている。屋外で越冬したが、目立った痛みは見られない。
お隣は原種のソシアリス（L. socialis）。ソシアリスの球根は薄い茶色で、葉模様は細かい。それに比し豹紋は茶褐色の薄皮に包まれた明るい紫の球根である。葉模様はまばら。
花も少しだけ異なる。上がソシアリス、花芽～花柄までが鮮やかな紫色である。下が豹紋、花芽～花柄はミルキーホワイトといったところ。ガクも少し色味が薄いか。
花芯にはそれほど違いは無いように見える。こちらはソシアリス。
こちらは豹紋。どちらも紫の花芯に黄色い葯が可愛らしい。
咲き進むアナカン。桜吹雪のみ開花が鈍い。
採種して順次播種したり譲渡したりする。
東側ベランダ、夏型管理。潅水は概ね1回/2週。直射は午前のみ、遮光無し（平積みエリア）。
北面の壁際の為、夏場はやや日照が悪い。配置替えや遮光を悩むところだが･･･。しばらく様子を見て徒長や葉焼けが無ければこのままいきたいところ。その調子、がんばれ豹紋！
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