ユーフォルビア・トナカイ角(Euphorbia stenoclada)。和名は銀角珊瑚。ただ基本種(~ ssp. stenoclada)と草姿が異なり、咲くやこの花館にある鹿角珊瑚(~ ssp. ambatofinandranae)ではないかと考えている(記事:ありのすプラティレア)。一応基本種として管理。前回(記事:きりもどしトナカイ角)より約2年3か月振り3回目の登場。
上からの写真は、細枝系のユーフォだとよく分からない絵面になるので割愛。前回切り戻しの際に頭を2本挿し木したうちの片方。他方は近所のサボタニ友達に譲渡した。
切り戻した下部分が3本植わっている鉢。何が何だかよく分からないことになっている。というのも、本種は切り口付近から新枝を出すとは限らないようで、我が家では非常に不自然な位置から出てきてしまった(記事:くさもち翠冠玉)。切り詰めながら低木のような感じで仕立てていこうという目論見は、早くも崩れ去っている。どうしたものか・・・。
背丈が伸びる夏型をまとめて置いている。ハナキリンやオンコクラータで鬱蒼としてきた。
本種は生長期にトナカイの袋角のように産毛が生える。ユニークである。
花は地味ながらなかなか面白い姿(記事:ごきげんクリーム子宝)で、咲き終わると茶色い花柄が残る。
日照や潅水管理に難儀している第二栽培場だが、アガベとブロメリアは比較的好調。春に子を3つ外した王妃雷神(Agave potatorum ‘Ouhi Raijin’)。プレステラ105一杯になった。生長点付近にまた子が出てきている。もう少し下葉の方に出してくれると外しやすいのだが・・・。
外した3つの子もプレステラ90一杯に育っている。こちらも子がいくつか出ている。
モンタナ(A. montana)。6月(記事:ぎざぎざモンタナ)から比べると随分と本種らしい草姿になった。
南側1F、夏型管理。潅水は概ね1回/週。直射は8-14時くらい、遮光50%程度。
本種は幹が木質化した姿が非常に格好良い。切り詰めながらそれが達成できればよいのだが。少し工夫がいりそう。もうしばらくは上に伸ばす。その調子、がんばれトナカイ角!
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