こうよう笹蟹

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ユーフォルビア・笹蟹(Euphorbia pulvinata)。南ア・東部のクイーンズタウン(Queenstown)~リンポポ(Limpopo)まで広く自生するらしい。前回(記事:かたよる笹蟹)より約2年3か月振り3回目の登場。

生長期にはひらひらした葉をつける。シーズン終わりが近く、紅葉した葉が少し残っている。

親株と接している部分が細く、子株を含めて綺麗に育てるのは意外と難しい。おそらくもっとしっかり陽に当てた方ががっしり育つのかもしれない。

比較的草丈があるものの間に置かれているので、そこまで強光は望めない。位置を交換できる前列の植物があればよいのだが。

後ろ側に付いていた子がひょろひょろと伸びて倒れていたので、思い切って譲渡販売用に切って挿し木した。倒れていた頃の名残で大きく右に傾いている。この手のユーフォは子株がある程度大きくなってから外さないと、遅々として大きくならないイメージがある。印象が誤りだったのか、あっという間に他の子株より大きくなった。まだ生長シーズンらしく、青々とした葉を付けている。

いつぞや今期サボ実生の成績が芳しくないこと(記事:ぎょかいるいグリーン玉扇)をお伝えしたが、いくつか記録しておきたい。アイロステラのなにか(Aylostera archibuiningiana L404 (Cara del Diablo,Dpt Tarija))。20粒中18株生存。悪くない。

レブチアのなにか(Rebutia tarijensis ’sphaerica’ RH 964)。20粒中7株生存。小さいのもあって厳しそう。

こちらもレブチアのなにか(R. heliosa var. cajasensis)。20粒中4株生存。渋い。

紅冠丸(Notocactus rubriflorus)。20粒中16株生存。悪くない。

発芽しなかったものを除いて、最も渋いのが海王丸(Gymnocalycium denudatum ‘Kaioumaru’)。20粒中1株発芽。たった1株を維持できるとは思い難く、来春には土だけになっているように思う。

南側1F、夏型管理。潅水は概ね1回/週。そろそろ減らしていく。直射は9-14時くらい、遮光なし。

子株に径が出てくると見応えのある鉢になってくる。我が家のものはもう少しかかるか。その調子、がんばれ笹蟹!

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