ぎっしりネリー

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ロンボフィルム・ネリー(Rhombophyllum nelii)。和名は快刀乱麻。南ア・東ケープ州のステイトラービル(Steytlerville)~グラーフ=ライネット(Graaff Reinet)近郊に自生するらしい。前回(記事:いきのこりネリー)より約1年2か月振り4回目の登場。

2017年に挿し木苗で購入した本種。翌年秋に根腐れさせてしまい、3本の挿し穂になったのが2019年。一番大きな枝が生き残って盆栽鉢に寄せ植えられて現在に至る。葉数が随分殖えたが、基部は1本になっている。

強健種らしいが、我が家ではハダニや蒸れで弱ることが多い。

他草メセンと寄せ植えされている。

花は夜咲きの黄花。花柄が枯れてもつまようじのように残ってしまう。非常に硬く、自然には取れないので都度切って処分する。

夏型を屋外フレームで越冬させたところ、いくつか冷害?らしきものが出た。大雲閣(Euphorbia acrurensis)。柱ユーフォでよく見るヤケドのような傷。

寒さが関係あるのか微妙だが、エレンベッキー(Monadenium ellenbeckii)は枝先が枯れてきて、そこから枝分かれすることがある。

アデニウム(Adenium sp.)の枝先の枯れも、寒さが関係しているのかよく分からないものの、例年何本か枝先だけ枯れてしまう。そこから勝手に枝分かれするので剪定いらずではある。

奥のサンセ2種。例年冬場はガリガリに痩せてしまうが、今年はそれに加えて下葉が枯れてきている。根詰まりの様な気もするが、これは今年初めて見られた現象。

先日、亡くなった園芸翁の古い道具類を頂いてきた。捨てるよりは同好の後輩に継いだ方がよいということで、ありがたく頂戴した。ガレージ一杯に土やら鉢やらが詰め込まれていて、ご家族は大変そうであった。またそのうち素焼きと盆栽鉢を頂く予定。

南側1F、冬型管理。潅水は概ね1回/週、そろそろ減らしていく。直射は6-10時くらい、遮光22%程度(寒冷紗1枚)。

強健と言われている割に虫に弱く、また夏場の乾燥にも若干弱い印象。他草メセン同様、夏にもゆるゆると動くと考え、少量の潅水を続ける。その調子、がんばれネリー!

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