アガベ・ビルモリニアナ(Agave vilmoriniana)。メキシコのソノラ(Sonora)~ナヤリト(Nayarit)まで自生するらしい。
100円見切り品を購入した際の写真が左。生長はまずまず。
細かい鋸歯があり、葉はごく薄い。オクトパスアガベと呼ばれているらしく、大株になれば長くうねる葉になるのだろうか。
活着したら第二草置き場にと思っていたが、真夏の強光で葉焼けしているのを見て、今年は自宅で管理することにした。葉が薄いからなのか、株がまだ小さいからなのか。
昨日記載した通り、第二草置き場は基本的に天水と直射で放置されている。多くの草は元気に過ごしているが、一部に傷みが見られる。
姫笹の雪()は外葉が黒く枯れてしまった。芯が生きているので過湿からの蒸れと言うよりは、葉焼けと推察される。本種はアガベの中では耐光性が乏しい印象で、自宅管理でも焼けたことがある。西日の強く当たる最前列でもあり、強光によるものと考えるのが妥当だろうか。
ちなみに親株はこのようにオテロイ(A. oteroi)の木陰に置かれており、大過なく過ごしている。
他にもこの吹上ナナ(A. stricta ‘Nana’)に傷みが見られる。本種は水切れすると葉先が枯れこんでくるので、天水のみでは足りなかったのだろう。
サングロウ(Dyckia brevifolia ‘Sunglow’)は逆に水を吸い過ぎたことによる葉割れのような印象。すべての草に合う環境はなかなか作りづらい。
東側1F、棚下段。夏型管理。潅水は概ね1回/週。直射は10-15時、古い波板下。
来シーズンはプレステラに植え替えて第二草置き場に置きたいところ。がんばれビルモリニアナ!
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