ふっかつオーニソガラム不明種

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オーニソガラム・不明種(Ornithogalum sp.)。比較的よく流通していて、短い葉が密集するものはサルディエニー(O. sardienii)やリプソトイデス(O.  lithopsoides)があるが同定できていない。前回(記事:こだまのオーニソガラム不明種)より約3年5か月振りの登場。

現在は分球を重ね、15球前後が植わっている。

我が家では2020年の大寒波で多くの球根が凍結して枯れてしまった。レデボウリアやドリミオプシスはほぼ全滅という惨状であった。本種も凍結したのかしばらく調子を落とし、生育期でも球根が見えないくらいに沈み込んでいた。それが今年は久々にふっくらした半地上球根らしい姿を見せてくれている。植え替えればもっと早くリカバリーできたのか、そっとしておいたから復帰できたのかはよく分からない。いずれにせよパンパンに膨れており調子良さそう。

我が家で球根が減ってしまった都合上、本種は雑多なエリアに入れられている。草メセンやセネシオに囲まれて普段は目立たない。小さい可愛らしい花が休眠前に咲くので、注意して見ておきたい。

他の球根の様子も載せておく。フミリス(Albuca humilis)は長らくプレステラ90に植わって窮屈そうだったものを、今年5号だか6号だかに鉢増しした。植え替えが遅めだったこともあって勢いはまずまずだが、強健種なので何とかなるだろう。どの球も概ね蕾が見えており、冬型のラストスパートといった時期になってきている。

マユハケオモト(Haemanthus albiflos)は4号ロングを変形させるほど生長しているが、結局今年も植え替えが間に合わず生長期を終えそう。草勢も衰えてきた為、秋に鉢増ししたいところ。

2021秋実生のスピラリス(A. spiralis)。今年も糸のような細い葉が出てきたが、くるくるにはならなかった。早ければ1年半ほどで花が咲くらしいので、来シーズンは成球の姿を見ることができるだろうか?

先日も載せたホリゾンタリス()。

色々なところに1年後輩と思われる幼苗を見掛ける。

種子が小さく飛散したのか、新芽が周囲のあちらこちらから出てきている。中でもシクラメンやサボ実生のセルトレーなど、通年潅水するところは生き残りも多く、やはり本種は休眠期も完全断水するとよくないのだろうか?

東側1F、冬型管理。潅水は概ね1回/週。直射は10-15時くらい。古い波板越し。

冬型管理だが常緑で春秋型として扱った方がよいのかもしれない。夏場の様子も観察しよう。その調子、がんばれオーニソ不明種!

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