めたりっくsp. ジュラウ

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ベゴニア・不明種(Begonia sp. Julau)。第三草置き場たる職場に置いている原種ベゴニア。マレーシアのカリマンタン島北西部のサラワク(Sarawak)州に自生しているらしい。この個体はピンクの箔押しが強い、いわゆるぼっち株と言われるもの。1つしか自生していないものを採取するのはどうなんだと思わなくもないが、きっとひと枝を採取してきたのだろう。熱帯植物の文化はいまいちよくわかっていないが、本種のように地名の付いた未同定種がよく繁殖・販売されている。

この色味は成株になると抜けるらしい。幼株時に派手な色味の原種ベゴニアはよくあるようだが、何かしら理由があるのだろうか。ヤドクガエル的な警告色?採光上の理由?

尚、今年2月の購入時。改めて見ると原種ベゴニア初挑戦でよくこのサイズを買ったなといったところ。葉挿し苗だったように記憶している。

購入当初はピンクの箔押しもほんの少しだったが、ようやく葉が3枚になり特徴がしっかり出てきた。2枚目の葉は何故か先が溶けてしまった。尖り葉が魅力のひとつなので、また溶けるなら何かしら考えねばならない。

一応高湿度を好むようだが、容器から出しても適応できるらしい。

他のベゴニアも現在の草姿を記録しておく。sp. サリケイ(B. sp. Sarikei)のグリーンタイプ。地図上はジュラウの隣市くらいの位置関係。

ネグロセンシス(B. negrosensis)。高湿度を好むとのことでいつもはほぼ密閉している。生長が非常に早い。

タイガー(B. ‘Tiger’)。これは交配種のようだ。ごく最近、葉柄から発根させたものを購入した。まだ根茎も何も無いのでしばらくは葉っぱ1枚の姿を眺めることになりそう。

ベニトチバ(B. rex-hyb. ‘Benitochiba’)。過去に過乾燥のベランダ環境と乾きすぎる用土でエスカルゴ(~ ‘Escargot’)を枯らして以来、レックスベゴニアは敬遠していたが再チャレンジしてみることに。こちらはごく小さな根茎が出来かけていて、新葉も出てきている。

先日記事にしたドラコペルタ(記事:ぼこぼこドラコペルタ)は花が咲いている。

西側1F窓辺、夏型管理。概ね常湿。直射は13~15時くらい、遮光なし(曇りガラス越し)。

サボタニに比し生長が早い。いつまでここに置けるか分からないが、もうしばらくはカップに収まるサイズで楽しめそう。その調子、がんばれsp. ジュラウ!

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