アストロフィツム・兜丸(Astrophytum asterias)。前回(記事:ふくらむ兜丸)より約4年3か月振り3回目の登場。
4年前は4株植え、2年前に2株植えにしており、今春にようやく単植になった。
再掲だが昨年5月の様子。2株植えで押し合い圧し合いしていた。
毎冬に派手に腰折れするが、幸いシーズン中にはもとに戻る。今年も特に右手前のものが長らく腰折れが戻らず心配していたが、今では一番パンパンになっている。強光で拗れるのにも気を遣う品種で、他の玉サボや柱サボの間に配置して横からの直射は受けないようにしている。個人的にアストロはごく普通の草姿が好みで、栽培上はあまり人気が無かろうこのような個体を、我が家では大事に育てている。
何度か花が咲いていたように思うが、撮影のタイミングを逃してしまった。種鞘らしきものが出来ていたのを見つけて回収したが、残念ながら中身は空っぽであった。尚、この写真はまだ腰折れが戻らず、なんとなく痩せていた時の姿。上の写真と比べると本格的にシーズンインしたのがよく分かる。
近くの勇将丸(Gymnocalycium eurypleurum)にも種鞘が付いている。ギムノは自家受粉するようで、奥のギムノのように緑の種鞘が残っているのをちらほら見掛ける。いずれもスペースの関係上播くことはないが・・・。
花勢竜(Cosmopsis ‘Kaseiryu’)にも大きな果実が出来ている。写真左のものは風に飛ばされたのか、いつの間にかどこかに行ってしまった。大きい右側の果実はまだついているので回収して播いてみよう。
ビグエリーにも珍しく種?らしきものが付いていたのだが、網を掛けようとした翌日には弾けており、回収できなかった。
昨年購入した花蓮・小舞姫が今年も開花した。小さなポット植えだったものを今年大きな水がめいっぱいの赤玉に植え替えたのだが、花のサイズや色味はそれほど変わらないようだ。小容量の土でも育つコスパのよい品種のよう。
やや花が開きすぎるのがあまり好みでなく、蕾が少し開いたくらいが最も美しいように思う。
咲き終わった現在は花托が残って3粒の種が出来ている。
東側1F、夏型管理。潅水は概ね1回/週。日照は波板越しで8-15時くらい。
アストロフィツムは魔改造が過ぎる印象で何となく敬遠していたが、人生も短いのでそろそろ手を付けてみようと決心。今年は赤花や亀甲の有星類を播種した。本種も種が出来れば播いてみたいところ。その調子、がんばれ兜丸!
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