いびつな満月

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マミラリア・満月(Mammillaria candida var. estanzuelensis)。~var. rosea という表記もある。より刺が色づく桜月、白刺の雪白丸(M. candida)、中刺の長い望月(M. ortiz-rubiana)などバリエーションがあるらしい。前回(記事:まんまる満月)より約5年2か月振りの登場。

基部はいびつな形をしているが、上から見ると小種名らしいまん丸。春夏は新刺がもう少し褐色掛かる。

このいびつな形は数年前の落下事故によるもの。棚に渡した20mm径の支柱に倒れこむかたちで落下したため、そのまま支柱の型がついてしまった。そこからくびれてしまいどうなるかと思ったが今のところ生きながらえている。前回のまん丸さが魅力的だったが、小さい鉢に植えてバランスが悪いままほったらかしていたのがよくなかった。

第二草置き場は鉢増ししたサボやアガベを置いている。7月頭まで無遮光だったが、さすがに焼けてきたので50%遮光としたところやや徒長が見られ、寒冷紗(22%くらい)下で過ごしていた。10月に入って再び無遮光に。金鯱やマミ、プシスの一部はやや徒長の雰囲気が残ってしまった。

自宅南側フレームにもプレステラ90サイズの満月がある。

春に100均鉢から鉢増ししたのだったか?すでによく生長し、鉢サイズ一杯になっている。

夏場は家のひさしの関係でやや日照が悪くなる南側フレーム。最前列のみ日差しが保たれるのでサボテンを置いている。それより後ろはギムノやアロエなど強光を避けたいものを置いている。後ろが自宅窓であるためどうしても傾いてしまうのがやや難点。

冬型球根の植え替えを、9月下旬から順次行っている。数年前に植え替えたラケナリアたち。それぞれ一球で植えたような気がするが、分球してかなり増えている。

大量に彫り上げ、大きいものを選んで植え付けていく。

あまりに数が多いので、いくつかのプランターに植えた後は苦し紛れに地植えにしたり、譲渡用に小分けにしたりして、小さすぎるものは破棄とした。

数が少ないものはこのように植え付け。地中に潜ったり分球して定植位置からずれて混ざってしまうので、本来はいち品種ごとに鉢を分けた方がいい。

数年前に播種したラケナリアやポリキセナ、ラペイロージア、ゲイソリザ、アルブカなども植え替えた。写真奥にあるようにラベルで区切った(つもりになっていた)が、これもやはり上と同様に混ざるので、やらない方がいい。もしくは、ラケやポリなどと、ゲイソやラペなど明らかに区別できるものを隣同士で播くべき。数年前の自分に言い聞かせたい。

すでに混ざっているかもしれないが、一応プレステラに広げていち品種ごとに埋めなおした。

ラペイロージアの極小球根。ふるいにかけながら見逃さないよう目をこらして発掘する。ラペイロージアやゲイソリザは小さいが硬い表皮に守られていて安心感がある。実際夏に水がかかって腐るのは柔らかいラケが多い気がする。

第二草置き場、南向き、夏型管理。潅水は天水のみ。直射は8-15時くらい、遮光なし。

やや不安定なので下から子吹きしてくれればバランスが取れるのだが。その調子、がんばれ満月!

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