あっしゅくクロランサ

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デウテロコニア・クロランサ(Deuterocohnia brevifolia ssp. chlorantha)。南ボリビア~アルゼンチンのトゥクマン(Tucuman)市まで自生するらしい。前回(記事:ばいぞうクロランサ)より約5年振り3回目の登場。

前回から5年経っており、さすがによく殖えている。年2回程度の海霧(sea fog)を水分としているとの記載もあるが、栽培下では他ブロメリアと同様によく水を吸う奴。ただ乾燥に強いのは本当のようで、他ブロメリアが真夏に水切れする中、本種には特にそのような様子はなかった。

今夏は運悪く遮光を外れた西日が当たる位置だったか、群生株の中央辺りが茶色く枯れてしまった。そのうち枯れた部分を取ろうと思っていたら、いつの間にか復活していた。枯れ葉が目立つが、ひと株が大変小さく、ディッキアのように枯れ葉をぺりぺり剥がして植え直すというのは現実的では無さそう。解体して植え直さねばならないか。

本種はプレステラ105に植わっており、周囲の4号ロング鉢より背が低い。

横の鉢に押されて育っているため、隣の鉢を動かしてみるとこの通り。この不自然に圧縮された箇所も、枯れ葉がついた部分も不格好なので、余力があれば春にバラしたいところ。

夏型がラストスパート終盤の時期にきている。我が家は冬も屋外無加温での越冬だが、特にダメージ著しいのがモナデニウムや、このフォエチダ(Dorstenia foetida)。昨冬は休眠中に濡らしたのもあってよく育っていた実生苗をたくさん枯らしてしまった。ただ子だくさんなのでいくつか残っている。

この株は昨冬に枝先が枯れこみ、胴体もぺちゃんこになり茶色くなっていた。さすがに枯れたかと思っていたら、真夏の中盤辺りから急激に復活して膨らんできた。表皮をひび割れさせるくらいのふくらみであることがよくわかる。枯れ枝はどうしようもないようで、古い皮をかぶったような状態になって残っていて、横から新枝が出ている。

大元の親株は残念ながら復活しなかった。ドルステニアは我が家ではあまり強光を好まないようで、最前列に出していたのもあまりよくなかった。子である実生苗たちは後列寄りで管理している。

冬型球根たちの活動が本格化してきた。開花一番乗りはモノフィラ(Oxalis monophylla)。おまけで3球ほど入っていたのがずいぶん殖えた。

南側1F、夏型管理。潅水は概ね1回/週。直射は9-15時、遮光約22%(寒冷紗1枚)。

広い浅鉢に植えてこんもりさせたい品種だがスペースが許すかどうか。春にまた検討したい。その調子、がんばれクロランサ!

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