ドリコテレ・琴糸丸(Dolichothele camptotricha)。曲毛丸とも。現マミラリア(Mammillaria)。メキシコ・クエレタロ東部の砂漠地帯に自生するらしい。前回(記事:うねうね琴糸丸)より約2年振り4回目の登場。
春に5号浅鉢に植え替えたもので、1シーズンで見合うサイズになった。鉢一杯にこんもり広がって良い草姿だが、鉢増しすればするだけ生長するため、鉢サイズはこれで固定したい。一方で、シーズン途中に遮光しすぎた時期が少しあり、生長点の周囲に若干間延びの雰囲気が残ってしまったのは残念なところ。
4回分の比較も載せておく。記録の間隔が一定でなく、また縮尺も異なるので分かりにくいが、たくさん出ている子株がいずれも購入時のサイズになっている。
この辺りは冬場厳しい寒さに見舞われるが、強権種を集めたので、不織布をかけてこのまま越冬させようと考えている。
ややアングルや配置が異なるが、4月の様子。右手前辺りにまだ植え替えたての琴糸丸が写っている。この時はまだ余裕があったのだが。
11月中旬まで雨ざらしだった第二草置き場だが、最も成長したサボテンはこの玉翁(M. hahniana)。頭がたいらなまま径が大きくなってきて、安定感のある草姿になってきた。
アガベも雨ざらしで総じて機嫌よく、特に白閃光(Agave angstifolia)は春の植え替えのおかげもあって生長著しい。
同じく春に3号鉢に植え替えたビルモリニアナ(A. vilmoriniana)も、1シーズンでかなり大きくなった。来春は4号を飛ばして5号でもいいかもしれない。生長後の写真を見るにかなり好みの草姿なので、優先的に鉢増ししたい。
第二草置き場、南向き、夏型管理。潅水は11月半ばまで天水のみ、今後は2週に1回程度へ。直射は9-15時くらい、遮光なし(透明ビニール越し)。
冬越しできれば保険株も作っておきたいところ。その調子、がんばれ琴糸丸!
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