ディッキア・サングロウ(Dyckia brevifolia ‘Sunglow’)。縞剣山の曙斑入り種らしい。前回(記事:うすめのサングロウ)より約1年6か月振りの登場。
いつぞや冬の南からの日照に焼かれた(記事:きばなのウィルマニアエ)本種だが、ようやく見られる姿に戻ってきた。ただやはり斑の入り具合が微妙。そもそも中心点より少し外側に斑が入っていて、曙斑と言っていいのか?
なお1枚目の写真が真正面からでないのは、前を巨大化したケスウィック(D. ‘Keswick’)に遮られているから。
第二栽培場で日照時間が伸びたディッキア達。もう少し焼けるかと思ったが、今のことろ大きな被害は出ていない。ただ本種やネイキッドレディ(D. ‘Naked lady’)は危うい葉色をしていたこともあったので、やや後列気味で管理している。
春に4号ロングに植え替えた本種だが、3つほど子株を外している。斑の入り方が最も綺麗な1株目。この調子でお願いしたい。
親株と似た斑の入り方の2株目。水切れで葉が白くなってしまっている。白飛びしているように見えるが、実際にこんな色になる。急いで潅水。
健康な黄色と、不健康な白黄色。比較の為載せておく。
最も小さいが綺麗な斑の入り方の3株目。こちらも将来有望。
ディッキア・アガベの子株達。ようやく活着して、葉にハリが戻ってきた。この辺りは普段、雨除けカバーをしているのだが、手前の1列だけは少し雨が当たってしまう。その1列が最も綺麗なことを鑑みると、やはりディッキアやアガベの子株は浅めの越水が一番無難であろうと推察される。第二栽培場には頻繁に来られないから・・・などと日和っていたが、判断を誤ったと言える。
梅雨の蒸し暑さに誘われて、メキシコソテツ(Zamia furfuracea)の新葉が出てきた。
次代を育成中のスミレたち。夏本番で本葉が出てきた。
一方で暑すぎるのか、新葉がヨレているものも。ビグエリー(Euphorbia viguieri)。新芽が焼けたか、蒸れたか?
第二栽培場(南向き)、夏型管理。潅水は概ね1回/週。直射は6-14時くらい、寒冷紗1枚(遮光22%程度)。
トリコームの少ない品種は度々焼いてしまいなかなか大きくできないが、ディッキアは生長が早いのが救い。今後はより水切れに注意したいところ。その調子、がんばれサングロウ!
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