センペルビブム・ラベンダーレース(Sempervivum ‘Lavender & old lace’)。ラベンダー&オールドレースが正式名称らしい。オールドレースとも。
うちにある数少ないセンペルの中では比較的大きい。
今の時期が最も美しい。赤紫の発色と、輪郭をぼんやり浮き立たせるフィラメントが良い。
ランナーは初年度、勝手気ままに伸びるが、次年度から上向きにロゼットを展開し始める。切って整えてもよいが、すぐ増えるので諦めた。
私が栽培環境について悩むことの1つに、3号程度のロングポットや深鉢があまり流通していないことが挙げられる。この際自作してはどうかと考え、100均のプラカップにスリットを入れ、1週間でどの程度乾燥が進むのか試すことにした。土は赤玉小粒と鹿沼小粒が半々、鉢に直射は当たらないようにした。4/14の潅水時は、下5mm程度にしばらく水が停滞したが、数時間で抜けていた。鉢の上下から乾燥が進み、概ね1週間で完全に乾燥するようだ。サンプルが少ない為、参考程度だが。スリットの幅や長さで比較したいところだが、面倒なので植物込みで試すことに。
比較的多湿に耐え、丁度荒れ放題だったクリプタンサス3種を植え込んだ。仮に鉢が合わず根の生長が芳しくない場合でも、筒に水を溜めれば多少耐えるかという打算もある。反り返った葉が株を押し上げるので、チランジアのコルク付けの際と同様、ストッキングの切れ端で縛り付ける。
ほとんど葉が無いソレイユ(Cryptanthus ‘Soleil’)のカップは渇きが早い。地上部の露出が大きいのか、鉢側面に日が当たるのか・・・。しばらくは経過観察。
東側ベランダ、冬型管理。潅水は概ね1回/2週。直射は午前のみ、遮光無し(平積みエリア)。
センペルはベランダ北の壁際に位置する為、夏は日照時間が少なくなる(日の出が北寄りの東になる為)。夏越しの環境として合えばよいのだが。がんばれラベンダーレース!
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