エキノフォスロカクタス・縮玉(Echinofossulocactus multicostatus)。多稜玉、多縮玉とも。現ステノカクタス(Stenocactus)属。メキシコ北部に自生するらしい。前回(記事:うねうね縮玉)より約1年3か月振りの登場。
前回は2.5号八角鉢だった。大きさの変化はよく分からないが、増稜は順調のよう。この写真でも2か所程増稜が確認できる。
4月には美しい花を咲かせていた(記事:ひきしまる天女)。現在は涼しくなって生長再開し、飴色の新棘を出している。
多少日照方向に傾いてはいるが、後列寄りでも伸びない優秀な奴。
玉メセンが膨らんできた。この起き出した時期に突然腐るものがあるので心配。玉形メセンの腐りは、生長期の生育不良に起因するものも多いのだとか。脱皮前には既に結果が決まっているということか。
左はルンヨニー(Echeveria runyonii)の、右はトップシータービー(E. runyonii ‘Topsy Turvy’)の花芽。さすがに時期も形もよく似ている。花芽に付いた葉は本体と同様に反り方が異なる。ルンヨニーの花芽に付いた大きな葉は葉挿し用に取っておいた。
平尾博先生の『サボテン・多肉植物 ポケット辞典』で紹介されていた、ランの穴鉢を用いた栽培方法。岩壁を模しているのだろうか。非常に面白い試みで、マミラリアでいつかやってみたい。
東側ベランダ、夏型管理。潅水は概ね1回/2週。直射は午前のみ、遮光45%(棚上段)。
美花が目を引く本種だが、新棘の美しさも随一。今後も楽しみ。がんばれ縮玉!
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