ハオルチア・花鏡(Haworthia turgida?)。H. magnifica とされる場合も。姫椿などともよく似ており、またツルギダの和名には祝宴が当てられていたりして、どこまで区別されているのかよく分からない。前回(記事:へいめん花鏡)より約1年11ヶ月ぶりの登場。
棚下段管理になり、葉がややふっくらとしている。
これはこれで可愛らしいが、本種は厳しい環境ではロゼットが平面状になりなかなか渋い草姿になる。岩肌に張り付くように生えていると見栄えがするような気が勝手にしている。
下段の中でも特に日照が微妙なエリアにある。マライシー(H. maraisii)が調子よく育っているエリアなので、かなり日陰がちな場所と思う。
今年は5月頭から蒸し暑く、実生サボテンの調子がいいように思う。再掲だが今年春の実生。吸水トレー1枚にセルトレーを敷き詰めて播種する。我が家では播種から丸一年は蓋を付けて高湿度で管理している。
一年経つと一つとなりにスライドして、蓋を取って管理する。
播種床の表土は赤玉細粒を使用しているが、1年も経つとこのように藻だか苔だかでカチカチになってくる。表土がめくれ上がってきたり、不衛生から腐っているように見える場合もあり、本来は暑くなる前に表土の交換を済ませて殺菌剤を散布するのがよいように思う。
表土をぺりぺり剥がすとこんな感じに。
新しい細粒を足して完成。これは烏羽玉(Lophophora williamsii)。
10セルほど交換するとこの通り汚物の山が出来上がる。
表土を変えたものをいくつか載せておく。ポラスキー(Turbinicarpus polaskii)。
奇仙玉(Matucana madisoniorum)。これはちょっと藻の悪影響か、数が減ってしまった。
東側1F、棚下段、春秋型管理。潅水は概ね1回/2週。日照は波板越し、9-13時くらい。
小型レツーサは場所を取らなくてよいが、群生した姿が魅力的でバラすタイミングを逸しがち。来年あたりが頃合いだろうか。今年は群生鉢として楽しむことにしたい。その調子、がんばれ花鏡!
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