フェネストラリア・群玉(Fenestraria rhopalophylla)。前回(記事:ぎりぎり群玉)より約1年11か月振り3回目の登場。
非常に苦手なメセンの一つ。何をやっても上手くいかない。昨夏くらいに夕立に当てて派手に腐らせてしまった。五十鈴玉(~ ssp. aurantiaca)も同様。株が減ってしまったので、五十鈴玉と一緒に4号素焼き鉢(と言ってもペイント入りだが)にまとめて植え替えた。用土の量を増やし、素焼き鉢にした方が管理しやすかろうという判断である。
そのお陰か随分殖えた群玉に比し、五十鈴玉はまだこれだけ。手前のひとかたまりと、その右のちょろっと葉が見えている小さな個体のみ残っている。
五十鈴玉の方は花も咲いていて、概ね完治と考えてよさそう。
第2草置き場から帰ってきたブロメリア達と一緒に置かれている。本種はかなり光量が必要な印象で、最前列に並べている。本来は直射が望ましいが、自宅フレームは寒冷紗1枚で遮光しているので、仕方なく遮光下に置いている。
昨日記事にした青花エリアは、球根や苗を植えた素焼き鉢を地面に埋めている。鉢と鉢の間には、余った多肉を適当に植えている。地表面は氷点下になっているだろうし、度々雨で潅水されているはずなのだが、非常に綺麗なものがいくつかある。おそらくマーガレットレッピン(Graptoveria ‘Margarete reppin’)。
プロリフェラ(Sedum prolifera)。
七福神(Echeveria ‘Imbricata’)。奥のピーチプリデ(E. ‘Peach Pride’)は胴切りした後の茎部分を挿してあったもの。寒さに弱いピーチプリデだが、地植えの効果か生き残っている。
失敗の方も記載しておきたい。第2草置き場はどれだけ囲っても連日氷点下で、行くたびに凍った多肉が増えている。モチベーションがかなり落ちていて、最近は放置気味。桜吹雪(Anacampseros rufescens f. variegata)。
おそらくアラクノイデス(A. arachnoides)。アナカンプセロスは好みで色々集めていたのだが、たくさん枯れてしまった。
バンティエリ(A. vanthielii)。がっかりである。第2草置き場には夏に続いて冬も苦しめられる。
チゼルドストーン(Pachyphytum ‘Chiseled stones’)。秋に3つに分割して挿したもののうち、最小のもの。
ピーチプリデは胴切りして4つ頭を挿してあったが、すべて凍ってしまった。切った下部分が防寒対策なしで生きているのが大変皮肉である。今週の寒波でまた減ってしまうであろう多肉を思うと気が滅入る。しっかりログを取ってせめて来年に活かすしかない。
南側1F、冬型管理。潅水は概ね1回/2週、寒波の間は鉢半分くらいが湿るイメージで。直射は9-15時くらい、遮光22%(寒冷紗1枚)。
いつまで経っても上手くいかないので、いっそのこと実生でいちから始めてみたい。花後結実したら播種してみよう。その調子、がんばれ群玉!
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